書評:図解コーチングマネジメント~23日目~

4月から始まる社会人生活に伴う引っ越しを来月に控え、断捨離を進めているissoです。もうすぐ卒業ということで、入学時のことを思い出す今日この頃でございますが、気が付けば大きく成長したと感じるところがあります。

それは、考える力です。単に考える力といっても、考えるということが抽象的すぎるので少しだけ具体的にすると、状況を捉え整理することができる、といったところでしょうか。社会人になるまでの数か月であとどれだけ成長できるか、一つの節目に向かって精進してまいります。

 

書評:図解コーチングマネジメント 伊藤守著

 

この本を読み進めていく中で、コーチングというものをなんとなくで行ってきたんだなと感じてしまいました。これほどまで具体的に整理されている内容に衝撃を受けました。

 

まずやるべき事は、コーチングの流れを作ること」

これに関しては、コーチング以外にも応用できることです。理想、現実、そのギャップ、そこから生まれる計画、そして反省。人生丸ごとこれですよね。

 

次が衝撃を受けたのですが「自分の話を聴かせるための受容体を相手に作る」です。

これはいくら説明しても、そもそも相手が聴くための知識や認知が無ければ、聴こえるものも聴こえないし、見えるものも見えないということです。簡単な例を挙げると、知らない英単語はリスニングしても聴こえないですよね。だから、相手に聴かせるために知識を仕込んだり、認知させるために状況を切り取ったりすることが大切だそうです。

 

内容は他にもありますが、ネタバレ防止のためこの程度にしておきます。

ただ、コーチングする相手の要望を聴くときの相手が伝えたいメッセージを具体化する手法があるのですが、あれも衝撃的でした。頭を打ちぬかれるような衝撃で、頭の中の絡まりがほどけてまとまっていくような感覚になりました。

 

是非読んでみてください。