猛省 書評:アドラー流リーダーの伝え方~27日目~

昨日、また毎日更新を途絶えさせてしました。申し訳ありませんでした。

夜に書くつもりで昼に書くのを諦めたのが間違いでした。友人からの誘いで友人宅で食事をとり、帰ってきたのが夜中の1時半という、何とも意志の弱いフッ軽人間でした。

猛省します。

 

書評:アドラー流リーダーの伝え方 岩井俊憲著

仮説「リーダーの伝え方を学び実践する」

過程「言葉選びの軸を固める」

現状「選手との向き合い方を整理できていない」

 

まず初めに、アドラー心理学についての予備知識を巻末資料として載せてくれてあります。ありがたいです。アドラー心理学はすこしだけかじったことはありますが、改めて見るとより深く理解できますし、本の内容を理解するのに必要なところだけ抜粋してあるので、見やすいです。

つまりは、著者の岩井さんが、アドラー心理学の中でリーダーに必要な要素を抽出してくれた本ですね。

 

この本の大まかな流れを説明します。

「尊敬」「共感」「信頼」この3つの軸で勇気づけを行う。

リーダーは「勇気づけ」ることが役目。理想へ近づくプロセスでタスクをクリアしていくことで「勇気づけ」ることができます。その上で、リーダーはべき論で考えず、かつ「なぜ」と問いかけるのではなく「どうしたら」と声を掛けることで目的に向けて導くことが大切。ビジョンを描き目標設定とその過程での勇気づけ、あとは行動と反省。

と言ったところでしょうか。

結局のところ成長するのは部下自身であり、決して育成ゲームではない、というのが私の解釈です。ゲームでないと申したのは、人間が感情の生き物であることも含んでいます。部下という立場上は下にあたる人間を、きちんと尊敬し、共感と信頼を部下に対して行うことで、協力できる人材へと導くことが大切なのですね。

 

良く聞く話と思うかもしれませんが、実践するのはかなり難しいです。

がんばって実践しましょう!