書評:最高のリーダーほど教えない~32日目~
昨日、新居を決めたと報告をしましたが、申込書を書く際に2度も書き間違え、母親に怒られたissoです。その後、緊急連絡先の欄を母親が記入していたのですが、母親も間違えていました。「生年月日 1965月」、蛙の子は蛙でした。
書評:最高のリーダーほど教えない 鮎川絢裕子著
教えないっていうのは何となく聞き覚えがあるなーと思いながら、この本を手に取りました。「教えない=オーバーコーチングしない」ってことかな?と前回の「アドラー流リーダーの伝え方」(以後、アドラー流)で学んだことと繋がりそう、という期待を込めて読み始めました。
この本のキーワードは「気づき」です。タイトルとキーワードから、教えずに気づきを促すことが重要だ、ということがわかります。
そのためには、これはアドラー流でも言っていましたけど、まずはプレイヤー(部下)と良い関係を築く事ですね。この本では、それを対話の基盤を作ると表現しております。
次に、「部下の状態を知り、内省を促す事が重要だ」と述べています。それを、聴き取ると呼び、少しリーダーのアクションについて記されています。
最後に、やっと行動計画を立て、実行し、フィードバックをすることで部下を「気づき」へと導くことができる、と述べています。
他の本との共通点は、部下の心理的安全性が確保される環境、部下の状態を知ること、「なぜ」ではなく「どうしたら」に変換すること、部下との認識のずれを埋めること、ですかね。
普通と言えば普通ですが、実践するのはかなり難しいです。私自身も現場に立っているからこそ、余計に難しさが分かります。どうしても、話し過ぎ伝えすぎになってしまうのです。それでは真に信頼などされるはずがないです。ましてや結果が振るっていない現状からすると、今すぐボイコットが起こってもおかしくないような私です。必ずや実践し、リーダーとして最高になれるよう努めてまいります。